誰デキ データベース運用との付き合い方2 運用で一番大事なことは

すべての考え方は「作業範囲」「役割分担」に通ずる

データベース運用には、いろんな作業が付随する。
課題の対応、障害対応、性能診断、etc

これらの作業について、
何をどこまでやるのかは「作業範囲」「役割分担」に準じて行動したらよいと考えます。
どういうことかというと

マナブ
マナブ

しーさん
昨日の障害の件なんですが、
次に同じような障害が起きた時にどうしたらよいのかわからなくて…

しーさん
しーさん

「ふりかえり」したいってことね
いいわよ

マナブ
マナブ

それから、昨日言っていた
「データベース運用は、考え方を学べば、だれでもできる」
ってのは、本当なんですか?

しーさん
しーさん

ホントよ
それは、マナブくん自身に証明していってもらいたい

しーさん
しーさん

昨日の障害が起きた時に、
あたしが何を考えたかを知りたいんでしょ

しーさん
しーさん

結論からいうと、
「作業範囲」と「役割分担」に沿ってやることを考えるのね。

 

マナブ
マナブ

…(正直、ピンときてない)

なぜ障害発生時に、「作業範囲」「役割分担」を考えるのか

運用は各レイヤーの専門家集団
例えば、インフラ系、DB系、アプリ系、ネットワーク系

各チームは、自分たちが担当するスコープに関して専門的な観点から、
各種運用作業(運用作業課題管理、障害対応、性能診断など)を担当する。
障害対応についても、担当スコープの正常性確認を実施する。

どういうことかというと

 

しーさん
しーさん

昨日の障害発生時に

マナブくんとあたしが何をやったかを思い出してみて

マナブ
マナブ

データベースのログを見たり、

接続できるかを確認しました。

問題なかったんで、すぐにしーさんに報告しました。

しーさん
しーさん

そうそう。
マナブくんがデータベースの正常性確認を担当
あたしはデータベースは問題ないですよって、他チームへ情報共有したの。

しーさん
しーさん

各チームが自分たちの担当レイヤーの正常性を確認する
問題があったら、被害者か加害者になっている可能性が高いから、
すぐに他チームと情報共有しあって、総合的に問題個所を特定していくのよ。

マナブ
マナブ

昨日、自分がやった作業と、
「作業範囲」「役割分担」の話とが、
ぼんやりとつながってきました

しーさん
しーさん

最初はぼんやりでいいのよ。
さっきまで、ピンときてない顔してたくらいなんだから

マナブ
マナブ

…(お見通し だったんすか)

運用を開始する前に
「作業範囲」「役割分担」を定義して各チームで認識合わせしておくことが望ましい。
トラブルが多い現場では、これらの定義があいまいになっていることが多い気がします。

目先の障害対応に追われて、それどころじゃないのは、重々承知の上ですが、
「作業範囲」「役割分担」を各チームで認識合わせすることが、
「気持ちよく仕事ができる」ための第一歩だと考えています。

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